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埼玉県川口市で平成20年11月3日夕、酒に酔って乗用車を運転し、衝突事故を起こして
一家3人を死亡させたなどとして、自動車運転過失致死や道交法違反などの罪に問われた
川口市赤井の主婦、芝塚直美被告(34)の初公判がさいたま地裁(佐藤基裁判官)で開かれた。
芝塚被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
この公判では、被害者参加制度に基づき、被害者の遺族が参加人として出廷したが、発言の機会はなかった。
検察側は冒頭陳述で、芝塚被告は死亡事故を起こす1時間前まで越谷市内の飲食店で、交際していた男性と
一緒に酒を飲み、死亡事故の約5分前に別の追突事故を起こして逃げたことを挙げた上で、
「ほかの男性に会っていたことが夫に発覚してしまうと思って夢中で逃げた」と述べ、このことが死亡事故に
つながったと指摘した。
また、検察側は「被告人には夢や希望を持ってほしくない。自分が命を奪ったことで、どれだけ多くの人が
傷ついたのか考えてほしい」との遺族の調書を読み上げた。
この日、芝塚被告はクリーム色のフリースに黒のズボン姿で出廷。セミロングの茶髪は頭頂部が黒くなっており、
勾留(こうりゅう)期間が長いことをうかがわせた。
罪状認否で証言台に立ったほかは、被告人席に座って下を向き、検察側の冒頭陳述の読み上げなどの間、
目に涙を浮かべ、はなをすすっていた。
検察官の隣に座っていた参加人の遺族の方を見ることは、閉廷までなかった。
産経新聞 2009.2.9 19:40
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