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植草一秀の『知られざる真実』 2008年8月19日 (火)
「決戦の総選挙」必携三箇条
福田首相の優柔不断さは首相としての資質に疑いを抱かせるものだ。公明党・創価学会の支援なしに総選挙を
戦えない自民党は、公明党の言いなりになり始めている。公明党は、①2009年7月の東京都議会選挙と
総選挙日程を切り離すこと、②池田大作創価学会名誉会長の参議院への参考人招致を回避すること、の
二つを軸に動いている。
総選挙で与野党が逆転する場合には、公明党が自民党と訣別し民主党に擦り寄ることも視界に入っているのではないか
との憶測も生じている。総選挙と都議会選挙日程を切り離すのは、公明党の行動の自由度を高めるためとも考えられる。
小泉政権は5年半にわたって独裁権力を濫用した。三権プラスマスメディアの四権を実質的に独占し、専制的に
権力を行使した日本で初めての政権だった。小泉政権にその意思があれば、官僚利権を根絶することは十分に
可能だった。しかし、小泉政権は財務省、警察庁、検察庁を軸とする自民党清和政策研究会(町村派)が基盤を
置く官庁の利権を死守した。小泉政権は官僚利権最大の擁護者として行動した。
総選挙に向けて「利権死守を至上目的とする自公政権」が「手段を選ばぬ」行動を示すことは間違いない。
当然、支配下にあるマスメディアを総動員する。国民が「自公政権の偽装攻勢」に騙されないためには、野党が
結束して真実を国民に伝えなければならない。
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