09/02/10 05:56:35 F+jQ2QC80
新生銀に関してはゴールドマンサックスが日本政府のアドバイザーをつとめましたが、
一体どちら側の立場で方程式を作ったのでしょうか?
私は、こんな方程式を作った人は“人民裁判”にかけるべきだと思いますが、実は
そのゴールドマンの担当者の一人はその仕事の直後、新生銀行に移籍しています。
日本政府はそれに対して文句も言っていません。少なくとも公式には。
ゴールドマンはその後、日本債券信用銀行(今のあおぞら銀)に関しては買い手側に
回っています。新生銀で日本政府の甘さを知り抜いたノウハウを今度は反対側に回って
提供したことになります。この銀行もまた、主株主がソフトバンクからサーベラスに
変わっています。
また、リップルウッドの作った投資会社はオランダにあるために 江戸時代から続いて
いるという特別な租税条約のために大きな投資利益に 対して日本政府は課税さえ
できない、という惨状です。せめて、 政府の持つ優先株が投資グループと同じ条件に
なっていれば、今ごろは 日本国民もいくばくかの投資利益を得ていたでしょう。
つまり、日本政府は最初から最後までバカにされまくっている、 ということです。今回の
ような事態は私が当時サピオなどの雑誌に 書いていたように最初から見えていたことで、
こんなお粗末な交渉をした日本政府の能力が改めて問われているわけです。
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