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★不況の影で拡大する富裕層ビジネス 「ニートの倍以上いるお金持ちを狙え」
・今月2日にアブラハム・グループ・ホールディングスは「富裕層向けポータルサイト」をオープンさせた。
富裕層ビジネスはいまじわじわと国内で拡大している。
2007年に野村総研が発表した資料によると日本の純金融資産は1173兆円。日本の国民一人あたり
920万円を所有していることになる。
「私はそんな大金など持っていない」という人もいるだろうが、それもそのはずで純金融資産の
全体の2割は国民の上位2%(90.3万世帯)が保有しているのだ。この2%は純金融資産1億円以上を
持つ人々で、マーケットでは「富裕層」と呼ばれている。
この富裕層に目を付けたのが「富裕層ビジネス」だ。贅沢なサービスを受けることになれた相手への
商売は壁が高そうだが、富裕層の人口は150万人で実に日本人の83人に1人は富裕層に入る。
一方で厚生労働省によると、ニートと呼ばれる若年無業者は62万人(06年)。つまり数でみると富裕層は
ニートの倍以上、存在することなるのだ。さらに日本の富裕層は年々増え続けており、その数は米国に
次いで世界2位、アジア全体の富裕層人口の約6割を占めている。不況がうずまく日本にあって富裕層
市場は成長セクターとして注目されているのだ。
富裕層ビジネスを担う企業も富裕層の増加とともに拡大しており、たとえば富裕層限定のプライベート
クラブ「ゆかし」を運営するアブラハム・グループ・ホールディングス(以下、アブラハム)は、2004年に
創業以来急成長を続けている。今月2日にも新サービスとなる富裕層向けポータルサイト
「ゆかしメディア」をオープンさせ、ビジネスを広げている。
「ゆかし」は日本初のインターネット上のプライベートクラブで金融資産が1億円以上の人だけが
参加できるSNSだ。同サイトに入会するには「3段階におよぶ極めて厳格な審査」(同社)をクリア
しなければならない。会員は30代~40代が多く、職業は企業経営者や医者や会計士などさまざまだ。
(>>2-10につづく)
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