09/02/09 07:23:29 0
★首相「郵政見直し」発言に波紋 自民、路線対立再燃の懸念
■野党、混乱乗じて揺さぶり
麻生太郎首相が5日の衆院予算委員会で、郵政民営化で4分社化された経営形態を見直す考えを示すとともに
郵政民営化法に「賛成でなかった」と発言したことに対して、与党内で波紋が広がっている。
首相は6日夕、「国営化すると言ったことは一回もない。民営化するということで選挙をしたんだから」と改めて釈明し、
事態の沈静化に躍起となった。だが、自民党の郵政民営化推進派は反発を強めている。
格好の攻撃材料を得た民主党など野党も麻生政権に揺さぶりをかける構えだ。
首相は6日夕、郵政民営化法に盛り込まれた3年に1度の見直しの時期が迫っていることを踏まえ、
政府の郵政民営化検討委員会の議論を見守る考えを示した。5日の発言については
「最終的に結論が出たから、それに従う。内閣の一員として当然じゃないですか」と説明した。首相官邸で記者団に語った。
ただ、鳩山邦夫総務相は6日の会見で「国営に戻すことは(手を付けない)聖域だが、ほかはすべて見直しの
対象ということで首相と合意している」と明らかにした。
この事態に、自民党の郵政民営化推進派は反発している。小泉純一郎元首相は5日、中川秀直元幹事長と会った際、
「(総務相当時の)麻生君は反対じゃなかった」と述べ、首相の言動に不快感を示したという。
武部勤元幹事長も6日、国会内で記者団に「深い反省を求めなければいけない。不見識と言わざるをえない」と首相を批判。
自民党が圧勝した平成17年の郵政選挙に言及し、「長い議論をして4分社化が一番として法律ができた。
首相は何よりも(選挙結果を)重視しなくてはいけない」と注文を付けた。
郵政選挙で当選した若手からは「もし、郵政票欲しさで右往左往しているなら、さもしい」との声まで上がった。(続く)
産經新聞 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
記事の続きは>>2-5あたりに