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コアラ．の會幹部らに有罪判決
更新日： 2月 6日金曜日
高配当をうたい不特定多数の出資者から違法に金を集めたとして出資法違反の罪に
問われている「コアラ．の會」の幹部ら２人に対し、那覇地裁は６日執行猶予のついた
有罪判決を言い渡しました。
この裁判は「コアラ．の會」の元幹部、島袋健治被告５７歳と島袋被告の妻で
「コアラ．の會」の投資先、「ユーカリファーム」の理事を務めていた
島袋江利子被告４０歳が高配当をうたい文句に出資者９人からあわせて
５４００万円近くを騙し取った出資法違反の罪に問われているものです。
これまでの裁判で建治被告は犯行を主導していないと述べたほか江利子被告も
犯行を手助けしただけだと述べるなど起訴事実の一部を否認していました。
６日の判決公判で那覇地裁の宮尾徹裁判官は健治被告が実質的に「コアラ．の會」の
責任者の役割を果たし、江利子被告も会員獲得に大きな役割を担っていたとして
両被告の犯行への深い関与を認めました。
さらに、犯行について「言葉巧みに多くの人を勧誘するなど巧妙かつ悪質」とする一方、
「両被告が反省の態度を見せている」として健治被告を懲役１年６カ月江利子被告を
懲役１年としともに３年の執行猶予をつけました。
この事件をめぐっては去年１２月、「コアラ．の會」の元代表が同じ罪で有罪判決を
受けています。
琉球放送
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