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「日本製品不買の可能性も」＝野党議員、タクシン氏入国禁止情報で－タイ
【バンコク６日時事】タイのタクシン元首相直系の最大野党、タイ貢献党の
スラポン議員は６日、「日本政府がタクシン氏の入国を禁じた」との情報が
伝えられたことを受け、日本製品の不買運動が起きる可能性を指摘した。
タクシン氏は昨年１０月、国有地の不正取得事件をめぐり、タイ最高裁判所から
国家汚職防止法違反罪で禁固２年の実刑判決を受けた。同氏はこの判決前に逃亡し、
海外生活を続けている。
日本の入管法は「１年以上の懲役や禁固が確定した人は上陸（入国）できない」
などと規定しており、同氏は日本に入国できない。タイでは４日、国軍筋の話として
「日中両国がタクシン氏の入国を禁じた」との情報が流れた。アピシット首相や
首相報道官も入国禁止の情報を紹介していた。
地元紙マティチョン（電子版）などによると、スラポン議員は「多くのタイ人が
今なおタクシン氏を慕っている。首相報道官の説明は、（タクシン氏支持者の間で）
日中両国からの輸入品のボイコットを引き起こし、タイと日中両国との関係を
損なうかもしれない」と話したという。（了）
（2009/02/06-18:30）
時事ドットコム
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