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在京民放キー局5社の平成20年4~12月期連結決算が5日、出そろった。
景気後退で企業が広告出稿を抑えたことが響き、全社が最終減益となった。
番組制作費の削減などでコスト減につとめたが、急速な広告収入の落ち込みを補うことはできなかった。
広告収入では、番組と番組の間に流れる「スポットCM」が前年同期比で10%程度の減少となるなど、
特に不振が目立った。
1月以降も「企業の広告出稿の手控えが続いている」(フジ・メディア・ホールディングス)ことから、
通期の業績にも影響を与えるとの見方が強く、フジとテレビ朝日をのぞく3社は同日、21年3月期の
連結業績の最終損益見通しを下方修正した。
一方、フジは売上高と営業利益、経常利益の見通しをそれぞれ下方修正したが、今年1月に損害賠償訴訟
で和解したライブドアから、賠償金311億円が支払われるため、最終利益は昨年11月に発表した
132億円から231億円に上方修正した。
2月5日20時49分配信 産経新聞
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