09/02/07 00:14:24 x4BNMq/AO
>>945
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当時のゼファーは400億集めれるわけない。棚卸資産くらい知っておこう。
■棚卸資産…運転資金が必要なのに、在庫(棚卸し資産)が増えると、益々資金繰りが大変に
『在庫(棚卸し資産)が増えると、必要となる運転資金も増えるため、借入金などが増えて財務悪化する。資産超過のまま、資金ショート・資金繰り破産してしまう。』
事実、建設・不動産業界は財務悪化で苦しんでいる企業が多い。
『住宅は製造業の源。建設・不動産業界の影響は、まるで津波のように時間差で他の産業に押し寄せる。』
自動車や電機などの製造業にしても、部品や製品在庫が増えることで棚卸資産は膨れ上がる。
売れるまで待つしかない、あるいは、在庫を大幅に値下げして処理するか。販売の停滞による在庫の積み上がりは致命傷になりかねない。
棚卸資産がたくさんあって倒産した企業が、有名なあのアーバンコーポレーション。
■『棚卸し資産と有利子負債のバランスも重要な指標』
破綻したアーバンコーポレイションや創建ホームズは棚卸し資産と有利子負債がほぼ同額だった。
『棚卸し資産が予定通りに売れないと、途端に資金繰りに行き詰まり、“突然死”しかねない。』
■棚卸資産に低価法の導入
新興デベロッパーの危機は、不動産市場への資金流入に急ブレーキがかかったことだけではない。
08年4月から導入された棚卸資産に対する「低価法」の適用も危機だ。
『棚卸資産の評価について、資産の取得原価と時価を比較して、低い方の価額を期末資産の評価額とする低価法の適用が義務づけられた。』
高値でつかんだ物件を多数保有する不動産流動化企業や私募ファンド運用企業の中には、販売用不動産の評価損をまだ計上していないところが多数ある。
これが、今後の大きなリスクになる。取得価格より3~4割落ちている物件はザラ。
監査法人から、開発途上の土地の評価損を迫られることになる。