09/02/06 07:15:46 UgoLt1yyP
ちなみに、筆者の手許にある日本郵政作成の資料を総合すると、昨年5月、
かんぽの宿の買収に名乗りをあげた企業は全部で27社あった。
そこで、まず、日本郵政は予備審査を行い、5社を失格にした。残りの
22社は、郵政の言う“第一次提案”の提出を許されたが、なぜか15社が辞
退してしまった。実際に、提案に漕ぎ着けたのは、7社に過ぎなかった。
さらに、日本郵政は、この7社をふるいにかけて、3社を残した。この3社を
対象に、第 2次提案を募ったが、またもや1社が辞退した。一部報道による
と、2社の中では、109億円のオリックスが、ホテル運営会社の61億円を上回
り、勝ち名乗りをあげたというのだ。
しかし、日本郵政は頑なに、オリックス以外の26社の社名の公表を拒んで
きた。最後に落ちた企業以外は、入札額や辞退の理由さえ伏せている。耳を
疑うのは、その拒否の理由である。民主党に提出した書面で、「(社名、入
札額の開示は)株価が変動するなど経営に影響を及ぼす可能性がある上場企
業もある」と拒んでいるからだ。何ヵ月も前の企業買収の失敗が株価に影響
すると本気で信じているのだろうか。
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