09/02/05 21:02:51 skDS6tRh0
宮内義彦のオリックスといえば、今月号の「テーミス」(p62以下)に面白い話が出ていた。
オリックスは自社の社員を一時退社させ、証券会社のリーマン・ブラザーズに就職させ、
業界研究のアナリストとして働かせる。その上で、再度、オリックスに再就職させている
というのである。つまり、外資の証券会社でアナリストとして働いたときに仕入れた「企業
秘密」をオリックスの業務に役立てるということだ。憶測の域を出ないが、リーマンが絡ん
でいるというのは、株価つり上げやインサイダー取引を行って、金融会社であるオリックス
が投資で利益を上げる、という筋立てだろう。オリックスの社外取締役はポール・シェアー
ドというジャパン・ハンドラーの一人で、FT紙によくコメントを出している。シェアードはリー
マン日本支社のマネージング・ダイレクターであり、リーマンとゴールドマンは同じ六本木
ヒルズのテナントである。村上をやるなら検察も黒幕であるオリックス宮内まで逮捕しない
といけないはずである。
それから、外資は日本の出入国管理システムビジネスに参入し、日本人の個人情報を
奪い取るというビジネスを手がけているようだ。競争入札でわずか10万円。日立製作所
の既得権を奪った形になる。この外資はアクセンチュアという。アンダーセンから分離独立
して生き残った会社だ。データビジネスは、オーウェルの描いた「管理社会」(太田龍風に
言えば「世界人間牧場計画」)につながる。外資の参入を許すことになる「市場化テスト
法案」の生みの親である宮内義彦の高笑いが聞こえる。
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