09/02/05 21:24:35 Kj/uHlr00
★雇用・能力開発機構が失業保険を浪費して建てた箱物、格安売却でも交渉難航 2/2
建設費40億円の名古屋サンプラザはその0.03%以下の105万円でも名古屋市が拒否
【無責任な官業による浪費・損失は簡保で止まらず失業保険にまで!】
超格安物件ながら、財政難の中野区にとって、そんな約50億円の施設は大きな買い物だ。
第三セクターを作り、金融機関から借金して買い取ることを想定しているが、「早く返済したい。
そのためには、職員の削減や運営改善は不可欠」と断言する。
区では適正な経営体制として、「従業員数109人、平均給与約680万円」と試算。さらに、
「従業員83人なら10年間で10億円以上の負債削減が可能」と、より突っ込んだリストラも
視野に入れている。経営合理化のため、ホールやホテルなどの運営は民間に委託する方針だ。
「委託先の会社が採用試験を行い、必要な人数や給与水準を決めることになる。当然、
全員採用というわけにはいかないだろう」(区企画課)
◇中野は、ましなケース
同機構は「職員の雇用確保は譲れない」と強調。区との間で交渉がまとまらなかった場合、
「民間への売却や、更地にして土地のみを売却する可能性もある」という。
同区は「他者の手に渡ることは避けたい」(企画課)として、今後の交渉で同機構側から
譲歩を引き出したい考えだ。
もっとも、中野サンプラザの場合、まだ買い手が意欲を持っているマシなケースだろう。
「名古屋サンプラザ」(名古屋市)に至っては、建設費40億円の施設を105万円で叩き売ろう
としたが、交渉先の名古屋市からは「経営する必要が見いだせない」と断られてしまった。
民間への売却を模索するが、決まらなかった場合、「解体」の運命にある。
さらに、札幌や仙台、広島の各サンプラザ(建設総額約143億円)も、交渉は遅々とし
て進んでいない。
全国の勤労青少年も怒るしかないないのだ。
(竹岡伸晃)