【裁判】「私を死刑に」「あなたが生き残った意味必ずある」 重いダウン症の長男と妻を殺害した夫への判決 さいたま地裁at NEWSPLUS
【裁判】「私を死刑に」「あなたが生き残った意味必ずある」 重いダウン症の長男と妻を殺害した夫への判決 さいたま地裁 - 暇つぶし2ch1: ◆KIHA55jUA2 @キハ55φ ★
09/02/05 02:45:45 0
重いダウン症の長男(当時27)の将来を悲観した妻(同53)に頼まれ、2人を殺害した夫(57)に対する判決が4日、
さいたま地裁であった。

死刑を求めた夫に裁判所が出した答えは、懲役7年(求刑同10年)。
若園敦雄裁判長は「長男がダウン症を持って生まれてきたことには必ず意味がある。あなたが生き残ったことにも意味がある」と諭した。

長男正大さんに対する殺人と、妻きみ衣さんに対する承諾殺人の罪に問われたのは、埼玉県川越市の福島忠被告。
福島被告は公判で「体調が悪化して長男を介護できないと自分を責める妻に『3人で死のう』と言われ、決意した」と語った。

検察側の冒頭陳述や福島被告によると、長男の症状は重く、知能は2、3歳程度。
生後間もなく医師に「20年ほどしか生きられないのでは」と言われたといい、夫婦は「子どもに罪はない。20年を大切にしてあげよう」と誓った。

食事やトイレなども付ききりで妻が世話したが、介護は過酷だった。
自分の便を口に運ぶ長男を抱きしめ、泣いたこともある。成人すると長男は暴れたり、妻の髪の毛を抜いたりもした。

妻が頭痛やぜんそくなどの体調不良を訴えたのは約2年前。
40年勤めた会社を定年退職した福島被告も介護を手伝った。
だが妻の体調はますます悪化し、「3人で逝こう」と心中を望むようになった。

08年8月、妻は果物ナイフを手に「私と長男を刺して」と懇願。
9月9日夜には「遺書を書いた」と福島被告に伝えた。その言葉に、説得を続けていた被告の心も折れた。

翌10日午前1時ごろ、福島被告は就寝中の妻と長男の首などを果物ナイフで刺した。
自らも風呂場で手首を20カ所以上傷つけたが、死にきれずに110番通報した。

「なぜ自分だけ残ってしまったのか。死刑にして欲しい」。
そう公判で訴えた福島被告は判決後、「残された人生を有意義に生きて欲しい」と裁判長に言われ、
「はい」と一礼して法廷を去った。(津阪直樹)

朝日新聞 2009年2月5日1時36分
URLリンク(www.asahi.com)
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