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3日付環球網は、「神秘の食品」などとして、日本の糸引き納豆を紹介する記事を掲載した。
記事は「納豆は独特な風味のため、日本人の間でも好き嫌いがはっきり分かれる食品」と説明。
しかし、納豆の栄養価は高く、よく食べられる秋から冬にかけては「納豆の季節に医者は不機嫌
になる」との格言があると紹介した。同格言は「納豆時(なっとうどき)は医者いらず」を読者に分かり
やすく意訳したと思われる。
具体的な健康効果としては、胃がんリスクを軽減したりO-157など各種の細菌を抑える作用
を持つ成分を含み、血栓を溶かすことで、中風や脳梗塞にもよい影響があると紹介。納豆が「神秘
の食品」とされるのは、健康に対する効果で、まだ分かっていないことも多いからという。
また、専門家により発酵の研究が進められるようになった現在、納豆は日本全国で普及している
だけでなく、健康食品として世界が注目する存在になったと「絶賛」した。
同記事は、「日本に大豆が伝わったのは縄文時代とみられているが、納豆の起源については不明」、
「しかし江戸時代には一般庶民が好む食品となり、日本の朝食は米飯に加え、味噌、漬物、納豆
などが並ぶことになった」と、日本人の伝統的食生活にも触れた。
なお、中国でも貴州省など南部で、納豆によく似た食品が伝わっているが、他の地域ではあまり
知られていない。
中国では都市部の若い女性などを中心に、「ヘルシーでそれほど高価でない」として、日本食への
関心が高い。
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