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★マクドナルドが独り勝ち 不況下で節約志向に対応
・日本マクドナルドホールディングスが4日発表した2008年12月期連結決算は、低価格
戦略と24時間営業の拡大が貢献し、フランチャイズ店も含めた全店売上高が前期比
4・9%増の5183億円と外食業で初めて5000億円を突破した。不振の外食業界で
「独り勝ち」の状態となった。
流通業界では、ユニクロを展開するファーストリテイリングや家具量販店のニトリなどの
業績が好調。マクドナルドを含めた3社に共通するのは、節約志向に対応した低価格と、
個性ある商品・店舗の開発。低コストの原材料調達や積極的なPR戦略も、不況下で
収益を稼ぐ原動力になっている。
マクドナルドは、100円の低価格メニューやコーヒーの販売強化、テレビCMの活用が成功。
純利益が58・5%増の123億円で、01年の上場以来、最高を記録。営業利益も16・8%増えた。
原田泳幸会長兼社長は決算発表の記者会見で「厳しい環境下で、客数を増やす戦略が
生きた」と述べた。
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