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★「834092×0.124232」を5秒で解く小3
・岐阜市中鶉の岐阜聖徳学園大付属小3年の赤堀愛果さん(9)が、全国珠算教育連盟の
試験で最高位の珠算10段に合格した。正式通知が1月末に届いた。9歳と4カ月の取得は、
小学生としては県内初。全国の最年少記録(9歳3カ月)に続く史上2番目の記録になる。
コツは「練習量」と話す愛果さん。あこがれの「名人」を追って文字通りの日本一になるのが夢だ。
10段の試験は11月に関市であった。6種目(かけ算、割り算、見取り算、暗算、開法算、伝票算)。
各30問を3~7分で解く。速さと正確さが試される。計180問中、間違えたのは5問だった。
愛果さんに頼んで目の前で練習問題を解いてもらった。834092×0.124232のかけ算。
両手でそろばんの珠(たま)をはじいて5秒ほどで答えが出た。鉛筆を握る右手でプリントに答えを
書きながら、左手では次の問題の珠をはじく。暗算も10段の腕前。6桁と5桁のかけ算なら約10秒。
「数字を見た瞬間、頭の中のそろばんの珠が動き出して答えが出ます」
そろばん塾の先生をしている母の真基さん(38)の姿を見て、3歳の時に始めた。1歳の時、
かけ算の九九を歌に合わせて覚えるなど元々記憶力がよかった。1年後に3級に上がり、
5歳で1級。暗算10段には当時最年少(7歳7カ月)の小学1年で合格した。様々なそろばん
大会で小学生の部で優勝している。
練習は普段の生活でも。車のナンバープレートやデジタル時計など、四つの数字を見れば
四則演算をする。かけ算、足し算などを使って答えが10になるような式を組み立てる。
だが、全国の壁はまだまだ厚い。昨年初出場した「そろばん日本一」を決める珠算名人位
決定戦では、30位以内にも入れず完敗。あこがれは、決定戦を5連覇して「名人」と名高い、
宮城県の土屋宏明さん。4年前に初めて会った時に手紙を渡すと「挑戦、目指せ日本一」と
返事をもらった。以来、試験の時にお守り代わりに手紙を持って行く。(抜粋)
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