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◇「けがしたら」「名称が…」
釜石市が地域で住民のごみ出しを指導してもらう「ごみマイスター」の推薦を
125の全町内会長に要請したところ、推薦があったのは60町内会にとどまり、
そっぽを向かれた格好になっている。
けがなど万一の時の補償策が十分でないうえに、場違いの名称も嫌われたようだ。
ごみマイスターは4月1日からのごみ指定袋導入に伴い、回収時に現場に立ち会ってごみを調べ、
分別や制限量、名前の記入などごみの出し方を指導し、事業系ごみのチェックも行う。
作業服は貸与する。
委嘱状を交付し、月に10回程度ボランティアとして行政と住民のパイプ役になってもらう。
任期は3月1日から来年3月末まで。
要請文は昨年12月26日付で、各町内会一人ずつの推薦を依頼した。退職者などに限定されるため
推薦できる人がいないとして自分の名前を挙げてきた町内会長もいるという。
天神町内会長の菊池新之助さん(69)は「交通事故ばかりかスプレー缶の破裂、ガラス類でけがをしたら
どうなるのか、怖くて推薦できない」と尻込み。
地域の市職員が半年でも現場で指導するのが筋だとし、名称についても「違和感がある」と指摘する。
市環境生活課の臼沢良一課長は「ボランティアに対人・対物の保険は掛けるが、自損事故までの
補償はない」としながらも引き続き理解を求めて推薦を待つことにしている。名称は変更を検討するという。
ソース:毎日新聞
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