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準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)の子会社の「松栄不動産」(同)が2000年以降、小沢一郎民主党代表が
代表を務める政党支部と同党岩手県連、党首を務めていた旧自由党の政治資金団体に計800万円を寄付していた
ことが分かった。これらの団体には西松建設の政治団体が脱法的な献金をしていたことがすでに判明しており、
子会社も政治団体と同様、西松建設の献金の隠れみのに利用されていた疑いが浮上した。
政治資金収支報告書などによると、松栄不動産の2000-07年の主な献金先は▽小沢氏の政党支部に400万円
▽旧自由党の政治資金団体「改革国民会議」に300万円▽佐藤昭郎参院議員(自民)の政党支部に120万円
▽民主党岩手県連に100万円▽泉信也元国家公安委員長(自民)の政党支部に49万円-など。
一方、西松OBが設立した政治団体「新政治問題研究会」「未来産業研究会」は06年に解散するまでに、
小沢氏の政党支部、改革国民会議、民主党岩手県連に毎年100万-500万円ずつ寄付。新政治研は03年、
泉氏の旧保守新党時代の政党支部から50万円分、資金管理団体から48万円分のパーティー券を購入していた。
民間調査会社によると、松栄不動産は西松建設の100%子会社。政治団体の代表を務めた
西松OB2人は、松栄で営業部長や監査役に就いていた。
泉氏の事務所は「松栄も社長が西松出身という関係で、古くから政治活動を支援してもらっている」と、
政治団体などからの献金が実質的に西松からだったと認めている。
一方、小沢氏が総支部長を務める民主党岩手県第4区総支部と最高顧問を務める同党岩手県連は
「政治資金規正法に基づき受領し収支報告書に記載した。
西松建設の寄付という認識はなかった」などとコメントしている。
(中日新聞)
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