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★BSデジタル、広告放送3割以下 総務省、規制を決定
・総務省は、11年に放送枠が広がるBSデジタル放送の広告規制について、実施する方針を
正式に決めた。放送番組の多様性を保つため、テレビCMや通販・ショッピング番組などの
広告放送は全体の3割以下に制限される。4日、一般からの意見募集の結果と併せて
見解を公表する。
総務省は新規参入の申請を2月24日から1カ月間受け付け、6月~7月に参入企業を
決める。放送開始日は11年10月1日に内定した。今のところ8~12チャンネルの新規枠が
見込まれ、放送局や総合商社、外資系など53社(111チャンネル)が参入する考えだ。
広告規制の新ルールについて総務省が昨年11月から一般の意見を募ったところ、計40件の
指摘があった。既存メディアから「表現の自由」「番組編集の自由」を尊重する立場から
「慎重に対応するべきだ」との意見が寄せられた。
しかし、既存のBS放送は番組制作費を節約できる広告放送を大量に流しており、国民生活
センターには07年度、テレビ通販番組について過去最多の2251件の苦情が寄せられた。
総務省は、事態を放置すると「教養・教育」「報道」「娯楽」など番組の多様性がますます
損なわれると懸念。複数企業によるチャンネル争奪戦となった場合に限って「3割以下」を
審査の条件とする考えで、寄せられた意見に「視聴者の利益を考え、やむを得ない最低限の
措置として導入する」と回答している。
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