09/02/03 23:21:54 ws3l3lAj0
ヨーロッパの派遣は手厚く保護されてるという嘘①
国際展開してるアデコ(本社:スイス)の2007年度報告書より引用
単位10億ユーロ 営業利益 売上 利益率
フランス 405 6891 5.9%
ドイツ 137 1251 10.9%
イギリス 41 1879 2.2%
スイス 45 442 10.2%
北米 150 3199 4.7%
日本 96 1385 6.9%
全世界 1189 21090 5.6%
URLリンク(www.adecco.com)
ドイツやスイスでは、利益率が日本より高く10%を超えてる。
売上=派遣社員の給料+その他の経費+利益
の内、派遣社員に渡らない「その他経費+利益」をピンハネと定義すると、その他の経費がゼロでも、ピンハネ率=利益率になる。
従って、ソース無しでコピペされまくってた「欧米ではピンハネ率は1割と法定」はどう考えても捏造
ヨーロッパの派遣は手厚く保護されてるという嘘②
ドイツ最大の派遣労組BZAのページ(英語)
URLリンク(www.bza.de)
pdfでダウンロードできる労働協約で、時給が職種別に規制されてる。
・グループ9 時給:16.69ユーロ(2046円) ← 一番高い
定義: 大学の学位+数年の経験
・グループ7 時給:13.46ユーロ(1650円)
定義: マイスター資格+数年の経験
・グループ3 時給:9.37ユーロ(1149円)
定義: 最低3年間の職業訓練又は、数年の実務経験
今回切られた製造派遣労働者はグループ3の仕事だから、日本人並に年2000時間働いても、年収230万円。
ドイツ人はもっと休みそうだが。
製造系では、グループ7のマイスター資格持ちが一番上だが、それでも時給1650円、年収換算330万。