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民主党の細野豪志氏は3日の衆院予算委員会で、水産庁長官を務めた
農水省OBが関係機関への天下りを繰り返す「渡り」を重ね、計1億7千万円以上の
報酬や退職金を得ていたと指摘した。このOBの天下り先の前任・後任者も
同省幹部経験者で、細野氏は渡りルートが存在している可能性があるとして
政府に調査を求めた。
細野氏によると、このOBは1992年から今年1月までの間に地方競馬全国協会
など5機関を渡り歩いた。同省の佐藤正典官房長は答弁で、このOBへの
再就職あっせんは認めたものの、前任・後任者へのあっせんの有無については
「把握していない」とした。
政府は先月27日に閣議決定した答弁書で、2006年から08年までの3年間で
農水省があっせんした渡りは5件だったとしている。ただ、このOBのように渡りの
事実が確認されるケースは少ないとみられ、答弁書がどこまで
実態を反映しているか疑問視する向きもある。
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