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★中川財務相 財政演説「読み間違い２６カ所」訂正で大騒動
大臣失格だろう。中川昭一財務相のことである。２８日の衆院本会議の財政演説で読
み間違いを連発。議事録の訂正をめぐり、野党が猛反発する騒動になっているのだ。
「中川財務相の原稿読み間違いはヒドかった。渦中を『うずちゅう』は論外だが、減少
を減収、評価を効果、法人を企業と読むなどメタメタ。歳入を歳出と言い、数字でも６
３兆円を６３円、７兆４５１０億円を７兆４０５０億円と言うなど、財務相としての資
質が問われる場面もありました」（国会関係者）
原稿を作った財務省はたまらず、議事録の訂正を衆院事務局に求めたが、その数は実
に２６カ所もあったというのだ。
「訂正には衆院の議院運営委員長や自民、民主両党の理事の了解が必要ですが、民主党
側は『あまりに多すぎる。財務省に説明を求めたい』と反発。了解が先送りになるとい
う異例の事態になっているのです」（前出の関係者）
そもそも中川は演説前から、気だるそうなしぐさがアリアリ。演説中は終始、何度も
鼻をすすり、金融危機に対する緊張感や責任感なんてコレっぽっちもなかった。そんな
ナメた態度で「乗り越えられない困難はない」と締めくくるのだから、一体、誰が信じ
るというのか。こんな男、一刻も早く更迭しろ！
（日刊ゲンダイ2009年1月31日掲載）
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