09/02/03 04:28:10 1onpX/ps0
テレビが出てきた当初、映画とラジオは生きられないとよくいわれたものだが、
実際にはラジオはそこそこ生き残っているし、生活になじんでいる。
ここに書く人々はネットが興隆し、既存メディアは衰退するんだと言いたげなんだろうが、
実際には、既存放送メディアの衰退は軽微なものに終わるだろう。
放送というのは、言うまでもなく、家庭に、人々の心に飛び込んでくるメディアである。
そういう意味では、放送とネットというのは、同じようなものであり、その関係は映画と放送の関係の比ではない。
また、現ネットでも起きているように、放送・新聞とネットの間の相関関係というのは非常に高いものである。
放送がネットを牽引し、ネットの批判やアイデアが現行メディアに反映される。
両者は非常に親和性の高いものである。
・・・が故に、特に放送業界が崩壊するというようなセンセーショナルな出来事は起きないだろう。
序々に市場を減らしながらも、ネットともたれあいの関係をし、影響を受け変容をしながら、
互いが互いを補完する形でこれからもやっていくのであろう。