09/02/02 16:29:55 0
・年明けから景気に関する暗いニュースは続いている。
このまま不況が続けば「結婚したくない」に「結婚できない」が加わり、独女は益々増える図式となりそうだ。
会社員の恵子さん(28歳)は、現在妊娠8カ月。先月入籍をすませた。できちゃった婚に親の反対も
あったし、突然の妊娠に職場では祝福より居心地が悪くなったが、それでも出産後は職場復帰をする。
「だって私が働かないと親子三人、生活できないんですよ」
夫はフリーで制作会社のディレクターをしているが一定の収入はない。両親が反対したのは経済的な
理由だけでなく、二人が出会ってわずか1か月で恵子さんが妊娠したからだ。
すぐに結婚を決意した2人に、母は出産も反対した。何も苦労する道を選ばなくてもと友達まで反対したが、
「好きになるのに時間は関係ないと思いました。会った瞬間、この人って感じがしたし、妊娠が分かった
時も彼の子供なら産みたいって」
彼は恵子さんの両親に妊娠させたことを何度も謝ったという。
「彼も父親になるんだから頑張って仕事をすると張り切っているし、私は彼に安らぎを与えて
あげたいし、家に帰ってきた彼がくつろげる環境を作ってあげたいんです」
恵子さんの口からは終始「してあげたい」という言葉を聞いた。
与えられることと与えること。人は与える立場に立ったとき、強くなれる。
話を不況に戻すが、今の状態にはみんな不満を抱えている。政府が悪い。企業が悪い。
すべてに怒りの矛先を向けたいところだが、私たちは一体何に怒っているのだろうか?
誰かに助けてもらいたい。誰かに幸せにしてもらいたい。そういう気持ちがあるから、幸せにしてくれない
体制に腹をたてているのではないだろうか?
誰も幸せにはしてくれない。なぜなら、幸せとは自分で掴みとるものだからだ。
こんな時代だからこそ、人に与えることをしてみてはどうだろうか?
愛は惜しみなく奪うものではなく与えるもの。そんな独女が増えれば今の暗い世相も少しは明るくなる。
そして結婚ができないことを、時代や誰かのせいにするのはもうやめよう。過去のどんな時代も人は
恋をし、結婚もしてきたのだから。(抜粋)
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