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★次期衆院選:麻生首相とのポスター、自民議員が二の足
次期衆院選が近づき、自民党議員がポスターの扱いに頭を悩ませている。政治家ら2
人以上写った政党用ポスターの掲示は可能だが、人気が低迷する麻生太郎首相との「ツ
ーショットは逆効果」とみられているためだ。「麻生離れ」はこんなところにも表れて
いる。
公職選挙法では、現職議員の任期満了(9月10日)の6カ月前にあたる3月10日
から次期選挙の公示までの間、政治家個人のポスターの掲示が禁止される。「選挙前に
大量に掲示されると、カネのかかる選挙を助長する」(総務省)が理由だ。ただ、2人
以上が写ったものや、政党の演説会告知用ポスターは公示まで掲示が認められている。
禁止期間中、立候補予定者は首相と並んだポスターでアピールするのがこれまで一般
的だった。ところが麻生内閣の支持率が落ち込むにつれ、「今回だけは首相にお願いし
たくない」(関東地方選出の当選1回)「地元で、麻生さんのポスターが酔っぱらいに
破られている」(関西地方選出の当選2回)と、若手議員を中心に不安が広がりだした。
代替案としてスポーツ選手や芸能人▽本人の妻子▽選挙を応援してくれる地元県議-
-などが浮上しているが、「集票効果」は未知数。同省選挙課は「政党演説会の告知用
の体裁を取りながら、明らかに演説の弁士にならない人を掲示すれば、個人ポスターと
認定される可能性もある」とクギを刺す。
■ソース(毎日新聞)【田所柳子】
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