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オバマ大統領も言い違えた 林 香里 東京大学大学院情報学環准教授
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1月20日、いよいよオバマ大統領と米新政権が誕生した。21日は私も朝からテレビの前に釘付け。
新聞もくまなくチェックし、難しいスピーチもいっしょうけんめい読んだ。
街頭インタビューでは、たくさんの人が「日本もああいう人が政治家になってほしい」と言っていた。私も同感だ。
ところで、この報道を調べて判明したことをいくつか述べてみたい。
○なぜハプニングを伝えなかったのか
日本のメディアの多くは、宣誓式でのオバマ氏の2度のハプニングについて、ほとんど触れなかった。
1度目は、ロバーツ最高裁長官が1文目を言い終わらないうちに、宣誓を言い始めてしまったこと。
次はロバーツ最高裁長官のほうが、語順を間違えて読み上げてしまったこと、である。
唯一、読売新聞が21日夕刊で、「ロバーツ最高裁長官が宣誓文を読み上げる順番を間違え、
オバマ氏が言いよどむ場面もあった」と言及していた。朝日新聞、日経新聞には見当たらなかった。
「……続いてオバマ氏が、南北に分裂した米国を救ったリンカーン大統領の聖書に手を置いて宣誓した」
(朝日、1月21日朝刊)など、あたかも何事もなかったかのような報道が目立った。
読売新聞も、21日朝刊では、「宣誓の言葉を唱える」とさらり。日経は21日朝刊一面に、
宣誓するオバマ氏の写真が掲載されていたが、キャプション等にハプニングは触れられていなかった。
これらは、締め切り時間の都合で間に合わなかったからなのだろうか。
新聞だけでなく、テレビも同様だ。NHKニュースでは「言いよどみ」の様子がそのまま流れていたけれども、解説はなし。
民放のいくつかのニュースは、この部分は丁寧にカットまでされていた。これは報道各社のオバマ氏への日本流の(?)慮りなのか。
>>2-10辺りに続く