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AFP通信によると、深刻な経済危機に陥っているアフリカ南部、ジンバブエでは、
政府が米ドルなど外国通貨の使用を全面的に認めた。同国政府が29日、発表した。
ジンバブエは、昨年7月に年率2億%を超える物価上昇を記録するなど、激しい
インフレに直面している。同国政府は昨年、100億ジンバブエ(Z)ドルを1Zドルとする
通貨切り下げを実施。今年1月15日には「100兆Zドル札」の導入を発表するなど、
高額紙幣の発行を繰り返しているが、事態は悪化の一途をたどっている。AFP通信に
よると、「100兆Zドル札」は同日付の闇レートで、
約300米ドル(約2万7000円)に相当する。
今後は、株式売買や保険、学校、税金などの支払いも同国通貨と並んで
外貨で行えるようになる。
同国経済は、主要産業だった農業の崩壊や、国際的な信用失墜による資金流失などで
急速に悪化している。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2009/02/01[21:20]
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