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減反はコメ消費の減少を受け、米価維持のため1971年から本格導入された。「農家はコメを
作りたくても作れず、生産意欲をそいだ」との批判がある。生産調整を守らない農家も恩恵を
受けられるため、農家の不公平感が強い。(抜粋)URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
戦後の食料事情が好転し始めた昭和33(1958)年に、その後の農業に大きなダメージを与
えることになる一冊の本が出版される。それは、慶応大学医学部教授の林 髞(はやしたかし)
の著書 『頭脳』 である。
「・・・・・これはせめて子供の主食だけはパンにした方がよいということである。 (中略)大人は
もう、そういうことで育てられてしまったのであるから、あきらめよう。悪条件がかさなっているの
だから、運命とあきらめよう。しかし、せめて子供たちの将来だけは、私どもとちがって、頭脳の
よく働く、アメリカ人やソ連人と対等に話のできる子供に育ててやるのがほんとうである」
と述べている。この記述は、まったく科学的根拠のない暴論と言わざるをえないが、当時は正
しい学説として国民に広く受け入れられてしまった。
また、当時の朝日新聞のコラム 「天声人語」 にも、次のようなコメ食否定論が掲載されている。
「近年せっかくパンやメン類など粉食が普及しかけたのに、豊年の声につられて白米食に逆も
どりするのでは、豊作も幸いとばかりはいえなくなる。としをとると米食に傾くものだが、親たち
が自分の好みのままに次代の子供たちにまで米食のおつき合いをさせるのはよくない (昭和
33年3月11日付)」
「若い世代はパン食を歓迎する。大人も子供の好みに合わせて、めしは一日一回くらいにした
方がよさそうだ (昭和34年7月28日付)」
慶応大学医学部教授の肩書きや、朝日新聞というマスコミパワーにより、一般国民はこの
“まやかし理論” に、すっかり洗脳(マインドコントロール)されてしまった。(抜粋)URLリンク(www.niaes.affrc.go.jp)