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・一色町ハーフマラソンで自己新が続出!? 車メーターで計測、実は距離720メートル足らず
愛知県一色町で25日に行われた「一色マラソン大会」で、ハーフマラソン(21・0975キロ)の
コースの距離が720メートルも不足しているミスが判明し、主催した同町体育協会は30日、
完走者に謝罪文を郵送した。自己記録更新者が相次いだため、距離を正確に測り直して
分かった。
同協会によると、44回目の今年は、堤防道路の耐震工事の影響で例年のコースの一部区間
(8キロ)を変更したが、体協関係者が乗用車の距離メーターを使って計測していた。
同協会は「計測器を使って徒歩で測る手間を省いてしまった。警察への道路使用許可申請の
期限が迫っていて焦っていた」などと釈明している。
大会には東海3県を中心に北海道や東京、広島などの全国から764人が出走。大会後、参加者
2人から「普段より2分ほど速い気がするが、大丈夫か」などと問い合わせがあり、同協会も自己
ベスト更新の続出に不自然さを感じていたため、計測器で測り直したという。
謝罪文は大会会長の都築譲町長名で「自己ベスト更新を喜ばれている多くの皆様には、本当に
申し訳ありませんでした」としている。
一色マラソンは、日本陸上競技連盟の公認コースではなく、検定員が計測器で計測するよう義務
づけられてはいない。ただ従来のコースには、計測器で測った記録が残っているという。今回の
ハーフマラソンでは、39歳以下男子の部で愛知県豊田市の男性(24)が1時間6分34秒と、従来
の記録を3分以上短縮する大会新記録も出たが、今大会の限定記録とする。
◆競技者士気下がる
<愛知陸上競技協会の国分一郎理事長の話> 公認コースではない市町村レベルの大会なの
で、ある程度は仕方ないとはいえ、ずさんな管理は競技者の士気を下げてしまう。今後は厳格な
コース設定を望みたい。
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