【社会】「貧困の影」が教室にも…親も子も、今は生活に精いっぱいat NEWSPLUS
【社会】「貧困の影」が教室にも…親も子も、今は生活に精いっぱい - 暇つぶし2ch1: ◆SCHearTCPU @胸のときめきφ ★
09/01/31 19:04:59 0 BE:1440268867-2BP(111)
4、5日続けて同じ服を着ている。シャツは薄汚れ、指先は黒ずむ。埼玉県の小学校に勤める
女性教諭(58)は、5年生の女児が気になっていた。担任ではないので、口を出しづらい。
女児は学校を休むようになり、学校が対応に乗り出した。
生活保護を受ける母子家庭で、母は病で入院。料金延滞で電気は止められていた。
女児は兄妹2人とひっそり暮らし、担任が訪ねても鍵をあけなかった。
「もっと早く家庭訪問していれば……。担任は20代で余裕がないのだと思う」。
女性教諭は言う。児童相談所が支援に入ることになった。
(中略)
貧困の影が学校を覆う。経済的に苦しい小中学生の家庭に、市町村が学用品代や
給食費などを支給する「就学援助」の利用者は増え続け、07年度は142万人に達した。
受給率13・7%で、98年度の約2倍だ。
中学生の就学援助受給率が43%を超える東京都足立区。区内で34年間中学校の
教員を務め、昨年度退職した大谷猛夫さん(62)は、家庭訪問で「家で勉強できる
環境にない」と感じることが少なくなかった。狭い部屋で勉強机がなかったり、
小さな弟が走り回っていたりする家庭も珍しくなかったからだ。
大谷さんが教えたある学校の3年生は、半数が就学援助を受給していた。担任した
クラスでは4人が不登校。うち1人は就学援助を受け、両親が仕事のため多忙で
ほとんど家にいなかった。家を訪ねると、生徒は最初、ドア越しに応答したが、
じきに反応しなくなった。昼は清涼飲料水の販売、夜は居酒屋で働く母親が夕刻、
夕食作りに帰るころを見計らい、週1回通った。
「行事だけでも出よう」と促した。仲間と力を合わせる喜びを感じてほしい。
教員たちで知恵をしぼり、運動会も大縄跳びのように集団で力を合わせる競技を企画した。
しかし、母親が漏らした言葉はショックだった。
「先生、勉強は小学校まででいいと思うんです」
*+*+ 毎日jp 2009/01/31[**:**] +*+*
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