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急激な円高で輸出産業が打撃を受けているが、輸入盤CDを扱う東海地方の大型CDショッ
プや個人輸入代行業者は、円高の追い風で低価格の商品を売り出し、客の人気を集めてい
る。輸入商品の拡大を検討する業者もおり、不況で消費が落ち込む中で、元気さを見せている。
名古屋市中村区名駅にあるタワーレコード(本社・東京)の名古屋近鉄パッセ店。在庫の4
割近くを輸入盤が占める。今月13日から円高還元セールを始めたところ、店を訪れる客が
増えたという。
(略)
特に版権切れとなった輸入盤クラシックの売れ行きが好調で、中には「予想外の
安さ」と10枚、20枚とまとめて買っていく客もいる。
(略)
クラシック売り場で輸入盤CDを手にしていた名古屋市守山区の会社員、松原泉さん(50)
は「輸入盤がこれほど安くなっているとは。財布のひもを緩めて、つい買い込んでしまうかも」
と顔をほころばせた。
一方、インターネットで個人から注文を受け、米国や英国で買い付けをする個人輸入代行業
の「フリーベルマムズ」(名古屋市南区)では、昨年の秋以降、初めて注文する客が少しずつ
増え、洋服や玩具を中心に売上高は前年同期に比べて約2割増しだという。
同社の木下貴信マネジャーは「月に約150人と取引をしている。円高の影響で取引のハー
ドルが低くなっている。初心者の人でも個人輸入を利用しやすくなったのでは」と話している。
(抜粋)URLリンク(www.yomiuri.co.jp)