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自民・尾辻氏、規制改革・経済財政諮問の両会議廃止を主張
自民党の尾辻参院議員会長は30日午前の参院代表質問で、政府の規制改革会議と
経済財政諮問会議の廃止を主張した。
麻生首相はこれに応じなかったが、構造改革路線を主導した両会議の廃止と、
全面的な路線転換を与党幹部が国会で訴えたのは異例だ。
尾辻氏は、現在の深刻な雇用不安の原因は、民間の企業経営者をトップとする
規制改革会議が派遣労働の対象業種の拡大を要求したことにあると指摘し、
「少なくとも結果の責任を取らねばならない」と強調。経済財政諮問会議も
「市場原理主義を唱えたが、それが間違いだったことは今回の世界の不況が証明した。
その責任は重い」とし、両会議の廃止を求めた。
これに対し、首相は、尾辻氏が指摘した両会議の具体的な問題点には一切触れず、
「(両会議は)大きな貢献を果たしてきた。今後とも経済が直面する課題の克服に向け、
精力的な調査・審議を行ってもらう」と理解を求めた。
(2009年1月30日13時46分読売新聞)
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