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清涼感のあるメントールたばこは、
喫煙者のたばこへの依存性を高め、より有害であることが、
新しい研究によって示された。
米ニュージャージー医科歯科大学ロバート・ウッド・ジョンソン
Robert Wood Johnsonメディカルスクール (Piscatawayピスカタウェイ)中毒心理学科の
Kunal Gandhi氏は「以前の研究では、メントールたばこを吸う喫煙者は、
たばこ1本あたりのニコチンおよび一酸化炭素摂取量が多いことが判明した。
今回の研究ではさらに、メントールたばこを吸う喫煙者は1日あたりの本数が少ない場合でも
禁煙しにくいことが明らかになった」と述べている。
大学が運営するたばこ中毒クリニックを受診した約1,700人を対象に
研究を行った結果、メントールたばこを吸う黒人およびラテンアメリカ系喫煙者にとって禁煙は、
メントールを含まないたばこを吸う喫煙者よりもはるかに困難であることが判明した。
例えば、メントールたばこを吸う黒人で禁煙に成功したのは、メントールを
含まないたばこを吸う黒人喫煙者の半数であった。
研究者らは「今回の研究結果は、メントールがあたりさわりのない風味ではないことを示唆する
さらなる証拠である。メントールがニコチンや毒素の不快な風味を隠し、
喫煙方法に影響を及ぼし、より有害で依存性を高める」としている。研究結果は、
医学誌「The International Journal of Clinical Practice(クリニカルプラクティス)」
オンライン版に2009年1月掲載された。(HealthDay News 1月15日)
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