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●断固反対すると息巻いていたが尻すぼみとなる情けなさ
権力者の近くに陣取り発言力を確保する。森首相の弟分で安倍首相の兄貴分。小泉首
相の相談相手も務めていた。自民党の中川秀直元幹事長ほど、利にさとい政治家もいな
い。
(中略)
政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「麻生内閣はもう何をやってもダメです。オバマ人気にすがろうにも、見た目もパフォ
ーマンスも向こうが上。見劣りして、かえってマイナスになる危険性は高い。なるほど
現金を渡されて喜ばない人はいないでしょう。しかし、それは血税です。麻生首相のポ
ケットマネーではありません。そのうえ国民の7割が給付に反対している状況では、人
心は離れる一方。麻生政権は完全に行き詰まります」
揚げ句に、どうにもならなくなって、イチかバチかの解散・選挙に打って出ても惨敗
は明らか。反乱予備軍は考えた方がいい。議席を失ってから脱党しても遅いのだ。
辞めた理由何でしたっけ福田さん―。毎日新聞で先週、こんな川柳が「秀逸」に選
ばれた。国民は福田の政権放り出しを忘れていない。それでも水面下では、去年と同じ
ようにサミット花道論が取り沙汰されている。7月にイタリアのマッダレーナで開かれ
るサミットまでは麻生で行き、その後に9月の総裁選を前倒しで実施するウルトラCだ
。
こんな悪あがきが真剣に語られるほど、麻生自民党は追い込まれている。それでも党
を割れない連中に政治家の覚悟があるとは思えない。
(日刊ゲンダイ2009年1月26日掲載)
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