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テレビ朝日系の人気ドラマ「サラリーマン金太郎」の収録の際、近くに駐車中の車のナンバープレートを勝手に外して、
収録用の小道具のナンバーに付け替えたとして、警視庁荻窪署は２８日、軽犯罪法違反（他人の標示物の取り除き）の
疑いで番組製作会社の男性ディレクター（４１）と男性スタッフ（２９）を書類送検した。
「無断で付け替えてしまい申し訳ない」と話しているという。
同署などによると、男性ディレクターらは昨年１０月２８日午後１時半ごろ、東京都杉並区桃井の路上で収録を行った際、
近くのアパート駐車場に止めてあった男性（３９）所有のベンツのナンバープレートを工具で外して、
収録用のナンバープレートに付け替えた疑い。
近くにいた知人の女性が目撃し、男性に連絡後、同署に届け出た。
ディレクターらは、駐車場がカメラに映り込んでしまうため、個人情報に配慮して他の車の所有者には了解を取って
ナンバーを付け替えたが、この男性だけには連絡がつかなかったという。
「サラリーマン金太郎」は、永井大さんや井上和香さんが出演した人気ドラマで、昨年１０月～１２月まで
全１０回放映された。
テレビ朝日では「車の所有者ならびに関係者の皆様に深くおわびし、再発防止の取り組みを一層進めたい」としている。
産経新聞 2009.1.28 17:16
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