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★コーヒー3.5杯で感じる「死者の気配」?
・1日にコーヒー3.5杯分のカフェインを摂取すると、幻聴や幻視を起こしやすくなる-。
英ダラム大の研究チームが、こんな調査結果を発表した。
心理学専門誌「パーソナリティー&インディビデュアル・ディファレンシス」に掲載された内容に
よると、刺激性物質であるカフェインの1日の摂取量が330ミリグラムを超える人は、10ミリグラム
未満の人に比べ幻覚症状を起こす確率が3倍に高まることが、学生219人を対象に実施した
調査で明らかになった。
カフェインと幻覚症状を初めて関連づけたこの研究について、研究チームのリーダー、
サイモン・ジョーンズ氏は、カフェイン摂取量とコルチゾール(副腎皮質ホルモンの一種で、
妄想の原因とされる)の関係を探ったものだと説明。幻覚症状の要因として栄養素を分析した
最初のステップだという。
さらに、同氏は文書で「食品と心的状態、特にカフェインとストレス時の身体変化との関係性を
示すとなると栄養学的な見地からの追加調査が必要」と述べている。
また、ストレス下に置かれた人や幻覚を起こしやすい人が、より多くのカフェインを摂取しやすい
ということも考えられると指摘する。
米医療機関メイヨ・クリニックのウェブ上のデータを基に同研究チームが集計したところ、
カフェイン330ミリグラムは入れたての紅茶7杯(1杯は240ミリリットル)、ドリップしたての
ブラックコーヒー3.5杯分に入っている量。コーヒーチェーン、スターバックスのサイトによれば
同社のコーヒー1杯(グランデサイズ、約480ミリリットル)には330ミリグラムのカフェインが
入っているという。
今回の実験では被験者の日々のカフェイン摂取量と過去の幻覚経験を比較評価。カフェインに
敏感に反応しやすい喫煙者は対象外とし、ストレスレベルや普段の幻覚発生頻度も考慮した。
カフェイン摂取量の多いグループでは22人中9人が実在しない声を聞いたのに対し、摂取量の
少ないグループで幻聴が起きたのは22人中3人だった。実在しないものが見えたり、
「死者の気配」を感じた被験者もいたという。
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