09/01/27 21:37:52 0
■調書漏えい公判:前編集長「公共性図られず」出版に反対
奈良県田原本町の母子3人放火殺人事件を巡る供述調書漏えい事件で、秘密漏示罪に問われた
精神科医、崎浜盛三被告(51)の第6回公判が27日、奈良地裁(石川恭司裁判長)であった。
講談社学芸局次長の加藤晴之さん(53)=前「週刊現代」編集長=の証人尋問があり、調書の
直接引用について「公共性が図られていないという認識だった。(本を)出すべきではなかった」
などと語った。出版元の幹部が自社の刊行物を批判する異例の展開で、当時の講談社の甘い編集、
チェック体制が改めて浮き彫りになった。
講談社は07年5月、殺人などの非行内容で中等少年院送致となった長男(18)の供述調書を
引用した単行本「僕はパパを殺すことに決めた」を出版。昨年4月に出た講談社の第三者調査
委員会報告書によると、加藤さんは社内でただ一人公然と出版に異を唱えた。この日は崎浜被告
が出版に関与していないことを立証するため、弁護側が証人申請した。
出版について加藤さんは「結果として崎浜さんに迷惑を掛けた」と述べ、公権力の介入を招く
恐れを感じたかについては「抱きました。どうなるか分からなかったが、介入を招く危惧(きぐ)
はあった」と答えた。
(>>2以降に続く)
▽毎日新聞
URLリンク(mainichi.jp)
▽奈良家族3人放火殺人事件 ニュース一覧…Fresh eye ニュース
URLリンク(news.fresheye.com)
依頼がありました
スレリンク(newsplus板:238番)