09/01/30 18:30:16 nSZLNjxU0
世界中に名が通った超高級店でも料理人全員が
「調理師免許とフグ処理免許」を持っているとは限りません。
厨房内で「入店間もない調理師見習い、パート、アルバイト」が
調理している可能性もあります。
超高級料理店で「総料理長」を務める事が出来るほどの
高度調理技術とフグ処理技術を持った料理人がいたとしても
講習終了、試験合格等をして免許を得てそれ相応の知識、技術、経験
経歴がなければ単なる「調理師見習い、フグ処理師見習い」
でしかありません。
フグ処理免許を持たない一般の人でもご存知かと思いますが
フグ料理店は高級店になればなるほど
必ずと言っていいほど「トラフグ」しか扱いません。
超高級店でしか働いたことが無い料理人ゆえに
「トラフグ」しか扱ったことの無い「自称超一流料理人」も
世の中には必ずいるはずです。
猛修行をしてフグ処理免許を取得したまではいいが
「トラフグ」のみしか扱った事がないので
他種類の「フグ」について知識を一切忘れてしまって
「トラフグ」と同様の扱いをしている料理人がいると思われるのも事実です。
現実に素人調理のみならず高級店でも中毒事故は起きています。
トラフグ以外のフグで食中毒事故が多いのは「トラフグ」と
「毒性の場所が異なるフグ」と同様な扱いをしている事が
原因の一つとしてあげられてます。
普段は「トラフグ」しか扱わない店が上得意、料理人の友人、知人等から
釣りあげたとかの理由で「トラフグ以外のフグ」を頼まれて持ち込んで
料理した場合に店側の料理人が「トラフグ」以外の知識を持っていなければ
事故は起こりえます。