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★給食時間延長 食べ残しゼロへ
給食の時間が短いことが食べ残しにつながっているのではないかという指摘があることから、
東京・足立区の小中学校では、給食の時間を延長する試験的な取り組みを26日から始めました。
東京・足立区では、小中学校の給食の食べ残しが年間、636トンにも達していて、
栄養バランスを考えた給食の食べ残しは、子どもたちの成長や健康への影響も心配されています。
区の教育委員会では給食時間が短すぎることが原因ではないかという指摘もあるため、
26日から区内109のすべての小中学校で、従来の給食時間より5分間延長させる試験的な
取り組みを始めました。このうち区立栗島中学校では、ふだんの給食時間は30分間ですが、
準備や後片づけの時間をいれると実際に食べる時間は10分程度だということで、
5分間延長した26日は、生徒たちは友達と話しながら、いつもよりゆっくりと食べていた様子でした。
学校によりますと、26日の給食の食べ残しの割合は平均で21%で、ふだんより4ポイント
低くなったということです。学校栄養士の小板橋初美さんは「全体で栄養のバランスを考えているので、
食べ残しをなくす1つのきっかけになってほしい」と話しています。足立区教育委員会の
向井功至学務課長は「食育の観点からも給食を残さないということは重要だと考えている。
今回のデータを検証して、取り組みを継続するか判断したい」と話しています。
足立区では、来年度からはプロの料理人から栄養士が献立などについて指導を受けるなど、
給食の食べ残しをなくす取り組みを続けていくことにしています。
ソース:NHKニュース 1月26日 17時25分 ※ソース先にニュース動画あり。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)