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★「市民嫌がる裁判員制度は不要」集会で訴え
・前橋市内で25日、「裁判員制度」の実施に反対する弁護士らが企画した集会があった。
全国70カ所以上で講演している東京弁護士会の高山俊吉弁護士が「知れば知るほど
嫌われる制度で、必要とは言えない」と主張。約70人の参加者は閉会後、「ストップ!
裁判員制度」と書かれた横断幕を掲げながら前橋地裁周辺をデモ行進した。
講演で高山弁護士は「裁判員制度は米国の陪審制と似ていると思われがちだが、全く
異なるものだ」とその違いを列挙した。(1)陪審制は無罪を主張した被告について、
市民が罪の有無だけを検討する制度で、量刑判断は職業裁判官に委ねる
(2)裁判員制度では、罪の認否に関係なく市民が量刑判断まで行う―などだ。
続いて、陪審制は罪の有無の検討だけで何カ月も時間をかけるが、裁判員制度は
3~5日間と短期間で量刑まで判断する点にも言及。「誤った制度の実施に反対
することが、本当の意味での司法への市民参加だ」と訴えた。
また、裁判員制度の対象事件が殺人など重大事件であることにも触れ、「残虐な話に
市民が耐えられるか」と疑問を投げかけた。
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