09/01/26 14:54:12 0
地方新聞の親会社としては全米最大規模のゲートハウスメディア(GateHouse Media)が
記事の見出しを勝手に盗用されたとして盗用を行ったボストン・グローブ紙の親会社となる
ニューヨークタイムズ紙を訴えた訴訟の第一回目の公判が今週にも開催されることが決定、
大手マスコミ同士の記事盗用問題を巡る裁判ということもあり、
全米の関心が今、この公判に注がれるところとなっている。
ゲートハウスメディアは100社以上の地方新聞社を抱える地方新聞の親会社として
最大手のメディア企業。一方、ニューヨークタイムズ紙も傘下に
ボストングローブ紙などを抱える大手メディア企業となる。
今回の訴訟の原因とは、ニューヨークタイムズ紙傘下のボストングローブ紙が開設した
ボストン.コム(boston.com)という新しいニュースサイトの中で、ゲートハウスメディア傘下の
新聞社のニュースサイトの記事のタイトルと、記事の一部を無断で掲載し、
「詳しくはこちら」として、記事の全文を読むにはゲートハウスメディア傘下の
新聞社のニュースサイトに飛ぶようなことを行ったことが原因。
ゲートハウスメディアでは、このような「直接リンク」を許可したことはなく、
一部であっても記事を掲載することは著作権侵害とした上で、
更に、このような形で直リンを行うことはニュースサイトの
重要な収入源となる広告の露出機会を減らす侵害行為として先月、ニューヨークタイムズ紙を告訴。
こういった記事紹介の方式は個人運営から法人運営のニュース系の
ブログサイトなどでは一般的に行われており、これまでに特に著作権侵害で
裁判になるということはなかっただけに、
裁判は、今後のニュース系のブログサイトの運営にも影響を与えるものとして注目を集めている。
詳しくはこちら
URLリンク(www.technobahn.com)