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日本にも「都合のいい全訳」した報道機関があったような…
URLリンク(imepita.jp)
朝日新聞1月28日朝刊
■特派員メモ 「都合のいい全訳」
オバマ米大統領の就任演説の中国語訳「全文」を、国営新華社通信が
ウェブサイトに掲載した。しかし、よく読むと「全文」ではなかった。
まず「先人たちがファシズムと共産主義を屈服させたのは…」の一節から
「共産主義」が削除されていた。「公金を扱う者は(中略)説明責任を
求められる」からは、「説明」が抜けていた。中国では国民への説明は
必要ないということか。「イスラム世界に対し、私たちは共通の利益と
相互の尊敬に基づき、新たな道を模索する」は丸ごと削除。
イスラム教徒が多い新疆ウイグル自治区では北京五輪開幕前後に警察などを
狙った襲撃事件が相次ぎ、当局の厳しい取り締りがいまも続いている。
「腐敗と謀略、反対者の抑圧によって権力にしがみつく者たちは、
歴史の誤った側にいることに気づくべきだ」も見あたらない。
「権力にしがみつく者」ととられるのを懸念してのことなのだろうか。
米国は難問に直面していると、オバマ氏が率直に認め、課題に正面から
向き合う姿に国民は希望を託そうとしている。中国では「全訳」
一つとっても、当局に都合の悪い情報は隠されてしまう。
民衆はだれに希望を諾せばいいのだろうか。(西村大輔)