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千葉県東金市立東金図書館(内山誠一郎うちやま・せいいちろう」館長)が、五歳女児殺害事件の容疑者と
被害者の図書館利用情報を、取材した報道機関に漏らしていたことが、日本図書館協会の調査で二十四日、分かった。
図書館運営の基本とされる「図書館の自由に関する宣言」は、知る権利を守るため読書記録や利用情報を
外部に漏らさないよう定めている。
地方公務員法の守秘義務規定や市の情報公開条例に触れる可能性もある。
調査に対し東金図書館は、一部の取材者が執拗しつように情報開示を要求したとしており、図書館関係者は、
報道側にも利用情報の扱いに対する理解が必要だとしている。
協会の調査によると、逮捕前に容疑者が「事件当日は図書館にいた」と話していたことから、逮捕後、
複数の報道機関が図書館に取材した。
図書館は館長の不在を理由に断ったが、図書館を所管する市生涯学習課が、一社から取材を受け、
容疑者と被害女児が利用登録した日と最終貸出日を教えた。その後、図書館もほかの報道機関に同じ対応をとった。
また、容疑者が中学生・高校生向けの棚などを利用していたことも話したが、どんな本を借りたかは
教えていないとしている。
内山館長は取材に対し「その問題についてはコメントできない」としている。
中国新聞 09/1/25
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