09/01/24 21:02:45 0
【ワシントン=大隅隆】オバマ米大統領は24日、ラジオとインターネットを通じた就任後初の演説で
「米経済は供給力と比べ1兆ドル(約89兆円)の(需要)不足に陥る可能性がある」と語った。
総額8250億ドル(73兆円)の大型景気対策による需要創出策への国民の理解を訴えるのが狙い。
景気対策法案を1カ月以内に成立させることも事実上公約した。
オバマ大統領は「政権は先例のない危機のなかで発足した」と強調。米国内の需要と供給の差を示す
需給ギャップが国内総生産(GDP)の7―8%に達する可能性があるとの見方を示した。
そのうえで、このままでは「4人家族で1世帯あたり1万2000ドル超の収入減少につながる」と警鐘を鳴らした。
景気対策については環境分野への集中投資で雇用や需要を創出する「グリーンニューディール」に最初に言及。
太陽光、風力、バイオ燃料といった代替エネルギーの生産能力を倍増する方針を示した。
さらに「代替エネルギーで生み出した電気を送るための送電網を全米に3000マイル(4800キロメートル)建設する」と表明した。
日経新聞 (20:08)
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