09/01/24 20:58:12 CJcaXGGfO
今、自分の大切な家族が末期癌で、もう手の施し様のない方の家族も、このスレを沢山見てると思うから、ひとあし早くその時期が来た、自分から。
自分の大好きだった父親は、緩和ケアで去年の7月16日、午後5時35分に息を引き取りました。
父の病院には毎日、自転車で行ってたんですが、
一年に数日あるかないか位の凄く快晴で空気が澄んいる日で、いつも見えない島までくっきり見えたのが今だに印象に残ってます。
前日の時点で呼吸が荒くなってきたので担当医は今日が山場と言ってました。
人の死とは、よくテレビみたいに、頭がカクッとなり死ぬのかと思ってましたが(てっきり誰でもすぐ分かり易いものだと)、
徐々にローソクの炎が消えるみたいに、心臓の鼓動が弱くなっていき、気づいたら安らかな状態に....みたいな感じでした。
手先、足先が冷たくなり始めてから、息を引き取るまで5時間位の時間差がありました。
父が死ぬ時、病室に居たのは自分と母でしたが、まず母が父が急に呼吸しなくなったのに気づいたので、自分が心臓マッサージをしました。
そしたら、父は再び息を吹き返しましたが、呼吸は明らかに弱くなってました。
しばらくして再び呼吸が止まったので、又、心臓マッサージをしはじめたら、今度は父の面倒を見てくれてた看護師さんに止められました。
心臓マッサージで、又、一時的に息を吹き返す事はあるかもしれないですが、後は自然に身を任せましょう言ってたので、自分はマッサージ止めました。
確かに根本解決にはならない事をするより、父の表情をしっかり見ておきたいと思いましたし。