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富士通の野副州旦社長が「自社製品を買って会社を支えて欲しい」などと国内約10万人の
社員にメールで伝えたことが新聞で報道された。実は、このメールは社員限定でいわば
「社外秘」。なぜメディアに出てしまったかといえば、富士通社員と思われる人物の
「2ちゃんねる」へのカキコミだったのだという。
「野副州旦社長が最近、『自分たちの会社を自分たちで守ろう。グループ全員が集まれば
大きな力になる』、『BUY FUJITSU(富士通製品を買おう)』と呼び掛けるメールを社員に送った」
と1月20日に読売新聞が報じた。景気悪化で消費が落ち込み、同社のパソコンと
携帯電話の販売が前年実績を下回るのが確実になったため「苦肉の策」として社長自ら
社員に直接呼びかけることになった、と同紙は伝えている。
しかし、富士通の広報によれば、この社長メールは、社員限定の「極秘事項」だったそうだ。
それがなぜ出てしまったのかというと、「2ちゃんねる」のカキコミを読売新聞の記者がみつけ、
富士通広報に事実確認をしてきたからなのだという。
そのカキコミは「2ちゃん」の「富士通ウラ掲示板」スレ。1月16日付けに、
「そう言えば、ノ副社長から富士通製品買えってメールが来てたね・・」というのが出てくる。
これに対し、「俺は富士通リフレカレーを1箱購入して売上に貢献してやったぞ。おいお前ら、
うちの製品買え。ウンコどもが!」「トヨタを見習って、幹部全員がクルマ一台分くらいの
買い物をすべきと思う。社員にキャンペーン張るのはその後」などと、社員のカキコミと
思われるものが続く。
富士通広報は、確かに不況で厳しい状況が続きパソコンも携帯電話も前年の売上げを下回る
予想を立てているが、メディアが報じている、売上げ回復のための「苦肉の策」とは違う、と
説明する。(続きはソース参照)
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