09/01/23 19:09:00 0
・アスベスト被害でクラレを提訴 4遺族が1億4千万円請求
化学メーカー「クラレ」(東京)の岡山県の工場で働いていた男性作業員4人の遺族が、
安全対策を怠ったためアスベスト(石綿)による肺がんで死亡したなどとして、同社など
に計約1億4000万円の損害賠償を求め岡山地裁に23日、提訴した。
訴状によると、4人はクラレから業務を請け負った「山陽断熱」(岡山県玉野市)の元作業
員。倉敷市などのクラレの工場で、石綿を含む保温材の分解作業などに従事した。
4人は肺がんや石綿肺で1992-2003年に死亡。会社側がマスクの着用など必要な
対策を取らなかったため、粉じんの被害を受けたと主張している。
提訴後、遺族は記者会見し「会社には素直に非を認めてほしい。アスベストのむごさは
経験しないと分からない」と述べた。4人の死亡は、07年までに労災認定や救済認定を
受けた。
クラレと山陽断熱は「訴状が届いてないのでコメントできない」としている。
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