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フィリピンで昨年、養豚場の豚がエボラウイルスの一種に感染していた問題で、
養豚関係者の1人も同ウイルスに感染していたことが23日、分かった。
現地で調査に当たるフィリピン保健省や国連食糧農業機関(FAO)など国際機関は、
感染経路の特定に向け、さらに調べを進める。
人と接触する機会が多い家畜への感染が世界で初めて確認されたため、
専門家の合同チームが今月6日から人への感染の有無などに関する調査を実施。
保健省当局者らによると、養豚場に出入りしていた関係者約50人の血液などを検査したところ、
豚で見つかった「レストン」と呼ばれるタイプのエボラウイルスに1人が感染していた。
発症はしておらず、感染源が豚かどうかも不明という。
エボラウイルスは、アフリカで時折流行する致死性のエボラ出血熱の原因ウイルス。
ただ、レストンタイプは人への病原性がないとされ、これまで人が感染したケースで
発症例は確認されていない。保健省などは、直ちに重大な事態に発展する可能性は
低いとみているが、家畜から人に感染したとすれば公衆衛生上の問題があるとして、実態解明に努める。
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