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★京大で100人雇い止めへ 学内反発「実態を考慮していない」
・京都大が2010年度中に契約期限を迎える非常勤職員約100人について、契約を更新せず
「雇い止め」にすることが23日、分かった。
厳しい財務状況を背景に、各地の国立大でも同様の動きがあり、学内からは「非常勤職員が
教育、研究活動を支えている職場の実態を考慮していない」と反発の声が上がっている。
雇い止めの対象となるのは、05年度に採用された非常勤職員。京大は05年3月に就業規則を
改定し、同年4月以降に採用された職員の契約期限を上限5年としたため、10年度以降は
契約満了となる職員がいる。
京大人事企画課は「非常勤職員の業務は臨時的で補助的。雇用期間の上限は採用時に
個別に伝えており、トラブルにはならない」としている。 (抜粋)
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
・「派遣切りは人ごとではない。経験を積んだ職員が大学を次々に去れば研究活動に支障が
出るのでは」。京都大が2010年度中に約100人の「雇い止め」をすることについて、来春
以降も勤務継続を希望する非常勤職員の女性(52)は表情を曇らせる。
女性は2005年の採用。理科系学部の図書室で専門書や論文の管理、検索業務を1人で
こなす。以前は常勤職員の仕事だったが、人員削減の影響で非常勤職員の仕事に。給与は
時給制で、年収は200万円を下回る。
図書室は来春、別学科のものと統合が決まり、移転計画やレイアウトの構想も練る。残業も
増えた。「仕事は補助的とは言えず重責を感じる。将来への不安も頭から離れない」と訴える。
女性が勤務する研究室の准教授(41)も「専門知識や経験が必要な仕事を担う非常勤職員は
ほかにもいる。雇い止めを実施すれば確実に研究は滞る。職場に与える不利益も考えるべきだ」
と話している。
URLリンク(www.sponichi.co.jp)