09/01/22 12:10:09 0 BE:1164057784-2BP(32)
金融危機から深刻な景気後退に陥っているイギリスですが、通貨のポンドが円に対して史上最安値を更新するなど、
「イギリス売り」への懸念が高まっています。
「言いたくないが、イギリスは終わった。イギリスにはもう投資しない。持っているポンドはすべて売却した」(投資家、ジム・ロジャース氏)
「伝説の投資家」と呼ばれるジム・ロジャース氏。「イギリス売り」を促すこの言葉は、大きな衝撃を与えました。
通貨の「ポンド」は、わずか1年半前の2007年7月、1ポンド=250円という16年ぶりの最高値を記録していました。
しかし、金融危機を契機に下落を続け、21日には、ついに1ポンド=119円台をつけ、史上最安値を更新しました。
また、通貨の下落だけでなく、住宅価格の下落率も過去最大、クリスマス商戦も過去最低と、
最近発表される指標は悪いものばかりです。
イギリス政府は、今月に入って、
40兆円にのぼると見られる巨額の追加金融支援策や中小企業対策などを相次いで発表しましたが、
短期的には効果はあがっていません。まさに、「バブル崩壊」の様相ですが、金融に頼り、製造業は衰退しているだけに、
イギリス経済の先行きには、さらに悲観的な見方が強まっています。
ソース:TBS NEWSi(22日09:10)
URLリンク(news.tbs.co.jp)